絶対行くべき人気観光スポット10選ーパリ編ー

目次

パリ旅行で外せない人気スポットの楽しみ方

花の都パリ。歴史、芸術、そして洗練された街並みが交差するこの場所は、多くの人にとって「一生に一度の夢」であり、その一歩を踏み出すだけで人生の宝物になるような特別な場所です。

「せっかく行くことになったけれど、見どころが多すぎてどこから手を付ければいいかわからない……」 そんな悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

2024年9月に念願のパリ旅行に行きました。 日中は半袖で過ごせるほど爽やかで、夜はしっとりとした輝きに包まれる9月のパリは、まさに観光のベストシーズン。現地に立って分かった「ここは絶対に見るべき!」という感動のスポットから、「もっとこうしておけば良かった」というリアルな反省点まで、皆さんにシェアしたいと思います。

パリを最大限に楽しむためのキーワードは、ズバリ「事前の準備と効率的なスポット選択」。人気施設はオンライン予約が必須で、美術館は休館日にも注意が必要です。また、何度も足を運べない距離だからこそ街歩きを楽しみつつも歴史的なスポットをどう組み合わせて回るかが旅の満足度を大きく左右します。

この記事では、実際に私が巡った全10スポットを3つのカテゴリーに分けて詳しくご紹介します。

  • 街並みを楽しむ(エッフェル塔、シャンゼリゼ通りなど)
  • 芸術に浸る(ルーヴル美術館、ムーラン・ルージュなど)
  • 歴史に触れる(凱旋門、ヴェルサイユ宮殿など)

これからパリへ向かう皆さんが、限られた時間の中で最高の思い出を作れるよう、実体験に基づいた予約のコツや旅程の組み方のポイントをお伝えしていきます。

パリならではの街並みを楽しむ

①エッフェル塔 (Tour Eiffel)

エッフェル塔 (Tour Eiffel)
エッフェル塔 (Tour Eiffel)

パリの象徴。昼の堂々とした姿はもちろん、日没から毎時0分に5分間だけ輝く「シャンパンフラッシュ」は必見です。地上のシャンドマルス公園から見上げるのも最高ですが、凱旋門からの眺めは格別でした。(右の写真)

パリの夏は、日本人からすると驚くほど日が長いです。9月時点で21時頃にならないと空が暗くなりません。ライトアップが目的の場合には夜ご飯も済ませて、夜中に予定することをお忘れなく!

②シャンゼリゼ通り (Avenue des Champs-Élysées)

「世界で最も美しい通り」と称されるメインストリート。高級ブランド店やカフェが並び、凱旋門まで続く並木道は散策に最適です。マカロンの聖地、ラデュレ(Ladurée)もあります。内装もとても可愛いのでぜひ訪れてみてください。

③モンマルトルの丘 & サクレ・クール寺院(Butte Montmartre & Basilique du Sacré-Cœur de Montmartre)

パリで最も高い丘に立つ白亜の寺院。駅周辺にはお土産屋さんも多く、古き良きパリの芸術的な雰囲気が色濃く残っているエリアです。のんびり過ごしている現地の方が多く、抜群の見晴らしです。写真を撮影したのは19時頃。

寺院から降りてくる人の流れをミサンガ売りが狙っています。「ミサンガあげるよ!」といって後から代金を請求してくる詐欺のようなものなので、捕まらないように人混みは颯爽と切り抜けましょう!

芸術に浸る

④ルーヴル美術館 (Musée du Louvre)

世界最大級の美術館。『モナ・リザ』や『ミロのヴィーナス』など、教科書で見た名画が並びます。非常に広いので、見たい作品を絞って順路を決める必要があります。私は事前に決めて、かつ地図を手に持っているのにそれでも迷ってしまいとても歩きました(笑)

ありとあらゆる芸術作品が集結しており、個人的には王族の装飾品は唯一無二の見ごたえがあり、エジプト部門のファラオ像の多さには驚きました。芸術にはそれを作った芸術家の思想が詰まっていて、ときに書物よりも雄弁に歴史を語ります。その作品が今日まで受け継がれてきた意味についても考えを巡らせると感慨深いですよね。

事前予約必須です。

⑤オルセー美術館 (Musée d’Orsay)

元駅舎を利用した美しい美術館。ゴッホ、モネ、ルノワールといった印象派の名画が贅沢に展示されています。表情豊かな彫刻作品も至る所にあり、時間を忘れてしまいます。個人的にはポール・シニャックの作品を間近で見て、想像よりも実物は点の一つ一つが大きく色鮮やかで、力強いエネルギーに満ちていて感激しました。デジタルを通すのと肉眼で3Dで認識するのでは味わいが変わってきますので、是非たっぷりと時間をとって訪れてみてください。

印象派のメインの作品は最上階に集まっています。まずは5階に直行してモネ・ルノワールを堪能し、そこから降りながら周っていくのが効率的です。駅舎時代から残る巨大な時計も必見です。

⑥オレパ・ガルニエ / ガルニエ宮 (Palais Garnier)

映画やミュージカル『オペラ座の怪人』の舞台としても有名な、世界で最も美しい歌劇場の一つです。19世紀の豪華絢爛なネオ・バロック様式の傑作であり、多彩な大理石を贅沢に使った吹き抜けの大階段は当時の社交界の華やかさを今に伝えます。

客席の天井にはマルク・シャガールが描いた幻想的な『夢の花束』が鑑賞できます。そのほかにもヴェルサイユ宮殿の「鏡の間」にも匹敵する、金箔とシャンデリアが輝く豪華な回廊もあり、コンパクトながら見どころ満載です。ギフトショップは限定グッズやバレエ関連の小物がとても充実しています。10ユーロ前後の文房具やマグネットも豊富なので、バラマキ用のお土産探しにも最適です。

公演がある日は一部見学できないエリアが出るため、公式サイトで事前に「見学専用チケット」を予約!

⑦ムーラン・ルージュ (Moulin Rouge)

赤い風車が目印の、1889年創業の老舗キャバレー。映画の舞台にもなった、パリのナイトライフの頂点です。ドレスコードとはあるものの、ショートパンツやサンダル、スポーツウェアなどは避ければ一般的な旅行着で問題ありません。ただ全体的にお客さんも着飾った方が多く、その装いを見るのも楽しいので是非おしゃれして行きましょう。

トップレスで踊るシーンが多くあり最初こそ驚いたものの羽飾りやスパンコール、豪華な照明と一体化しているため、肌の露出が卑猥ではなく「衣装としての裸」というか「動く芸術作品」と脳が認識します。演出が精緻というのとはまた違って、歌、群舞、手品、腹話術、アクロバットが次々出てくるフランスの「古き良き演芸」の詰め合わせで、まさにここでしか観られないショーでした。

チケットの種類と料金目安

料金は日程(平日・週末)や時期、時間帯(21:00回 or 23:00回)によって変動します。

  • ディナー&ショー(19:00〜)
    • 料金: 約205€ 〜(約34,000円〜)
    • 内容: フレンチのフルコースとシャンパン、その後のショー。(良い席が確保されやすい)
  • ドリンク付きショー(21:00開始 or 23:00開始)
    • 料金: 約120€ 〜(約20,000円〜)
    • 内容: ショーとシャンパンのハーフボトル。最も一般的なプランです。

ディナーなしの場合は時間帯を選ぶことができます。21:00~の回は終わるのが23:00頃なので、メトロで安全に帰りやすいです。23:00~の回: 料金が少し安く設定されることがありますが、終了が深夜1:00を過ぎるため、帰りはタクシーやUberの利用が必須になります。

私の場合は女子4人で23時開始の回をドリンク付きのチケットで鑑賞しました。女性の団体で無害と思ってもらえたのか最前列のテーブル席に通していただき、特等席で鑑賞ができました。終了時刻には電車はありませんでしたが、治安も良く徒歩で帰れるホテルをとっていたので安全に帰路につけました。この方法も検討してみてくださいね。

歴史に触れる

⑧エトワール凱旋門 (Arc de Triomphe)

ナポレオンの勝利を祝して建てられた門。屋上からはシャンゼリゼ通りを含む12本の通りが放射状に広がり「パリという都市の設計図」を見ているようで圧倒されます。螺旋階段を上ることになるので動きやすい服装でいきましょう!

シャンゼリゼ通りから凱旋門に向かって一直線と思いきや、門の目の前は車道です。写真撮影に夢中になって車道に入らないように要注意。地下道で門の真下まではすぐです!

⑨サント・シャペル (Sainte-Chapelle)

パリのセーヌ川に浮かぶシテ島にある「パリの宝石箱」と称えられる世界最高峰のゴシック建築です。サント・シャペルの前に立った時、まず驚いたのはその外観の迫力です。 天を突くような鋭い塔や、軒先で睨みをきかせる怪獣(ガルグイユといって悪霊を追い払う魔除けの意味だそう)たちの姿は、おどろおどろしく少し圧倒されてしまいます。

しかし、2階へ続く階段を上った先には外観の印象を180度覆す光の世界が待っていました。この「静寂と威圧の外観」から「光り輝く内装」へのギャップこそが、サント・シャペルの最大の演出なのかもしれません。壁一面を埋め尽くす13世紀のステンドグラスは、光が差し込むと息を呑むほどの美しさでした。

⑩ヴェルサイユ宮殿 (Château de Versailles)

パリ中心部から電車で約40分。豪華絢爛な「鏡の間」や広大な庭園は、かつてのフランス王室の繁栄を象徴する圧倒的なスケールです。ヴェルサイユ宮殿を歩いていて、ふと気づいたことがあります。 それはどうみても人が暮らす部屋なのに、部屋と部屋が数珠つなぎになっていて廊下がない!ということ。入り口が一直線に並んでいる直列諸室(アンフィラード)という形式だそうです。

実は当時の貴族たちは、自分の部屋に行くために誰か他の人の部屋を堂々と横切らなければならなかったとのこと。プライバシーなんて言葉は存在せず、貴族が王に会いに行くときは、いくつもの豪華な控え室を通り抜けることで一歩進むごとに「自分は今、偉大な王の核心に近づいているのだ」という緊張感と興奮を高めさせられていたそう。

豪華な部屋を一つひとつ通り抜けながら、毎日だったら絶対落ち着かないな、と当時の人たちの意外な苦労に思いを馳せてしまいました(笑) ちなみに、気になって調べてみたのですが日本のお城にはまったくこの様式はなく、廊下がしっかり備わっていたとのこと。権威の見せ方は国によって様々ですね。華やかな宮殿生活の裏側にある、そんな不自由で人間味あふれる一面を知ると観光がより面白くなりますよね。

結びに:パリの魅力を肌で感じる旅へ

後悔しないパリ旅行のための3つの教訓

最後に、私の実体験から得た「これだけは!」というアドバイスをまとめます。

「予約」は旅の質を左右する

ルーヴルやヴェルサイユ、サント・シャペルなどの人気スポットは、今や事前予約なしでは楽しめません。「行けば入れる」ではなく「予約があるからこそ、ゆったり楽しめる」のが今のパリのルールです。

歴史を知ると、景色が「物語」に変わる

ただ「豪華な部屋だなあ」と見るのと「廊下がないのはなぜか」と疑問を持ちその背景を知ってみるとで、目の前の景色は一気に色鮮やかな人間ドラマへと変わります。せっかく現地に行けるなら「有名なものは見ておきたい」からでなく、「有名なものがどうして多くの人の関心を集めるのか」を「考え・調べるための余白」を持てるタイムスケジュールを是非意識してみてください。

効率と「余白」のバランスを

ムーランルージュは深夜、エッフェル塔のシャンパンフラッシュは夜ご飯より後、美術館は休館日に注意、と事前に沢山準備していてもどうしても「美術館に時間が消えてしまった」「夜ごはんの店に並びすぎた」ということもあります。でもそれはそれだけ観光を楽しんでいたということ。無理に観光の予定を詰めすぎず、カフェでセーヌ川を眺めるような何もしない時間も是非スケジュールに入れておくことをおすすめします!どうしても足したいスポットにはその時間を割けばいいですし、「また来るぞ!」と割り切って今の自分の思い描くベストプランを突き進むのも手です。

多くの人にとって一生に一度は訪れたい憧れの都市、パリ。 そこで過ごす時間は、きっとあなたの人生を彩るかけがえのない宝物になるはずです。『ねえ、聞いて!』と思わず誰かに伝えたくなるような、温かなエピソードに満ちた旅になることを願っています。

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